ラーメン伝説第3部 4-3-6

「グアアアア!!」
警備兵の体に火か引火する!!

そのスキに、キュモス大王?と名乗った狼男は逃げ出した。

「ま、待て!!」
他の警備兵が追いかけるが、ものすごい足の速さで、どこかに消えて行った。

人間離れした身体能力で、キュモス?はレーダー施設に潜入し、破壊工作を行ったのであろうか?
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ラーメン伝説第3部 4-3-5

「キュモス!?」
最近、連絡があった謎のテロリスト。ヘートマン一族を部下にした大悪党が、か?

狼男は、人間の言葉をも話せるようだ。地獄の底から震えるような低い声だ。

「フハハハ、俺には命が何個もあるのだ!!ガオー!!」
キュモスと名乗った狼男は、口から豪快に火炎を吐きだした。

ラーメン伝説第3部 4-3-4

直立した生物は、手に何かを持っていた。それは、手製の爆弾と思われた。

警備兵たちは、一斉に小銃を構える。

それよりも早く、生物は手にした爆弾を投げつけた。
ドカーーーン!!
「うわーっ!!」
爆弾はかなりの破壊力で、警備兵たちは直撃こそ無かったものの、爆風でなぎ倒される。

「俺の名はキュモス大王!!邪魔するものは容赦しない!!」

ラーメン伝説第3部 4-3-3

その時である。

「ガオーウ!!」
動物の遠吠えのような声がした。

振り向くと、後ろの倉庫の上に、何者かが立っている。

「あれは・・・狼男!?」

人間くらいの背丈であるが、全身けむくじゃらで、頭部はオオカミそのものである。
目はらんらんと輝き、鋭いキバが生えている。

ラーメン伝説第3部 4-3-2

破壊工作を受けた、レーダー基地周辺。
厳重な警備体制であるはずが、何者かによる侵入が行われた。
重要な機器に爆発物が仕掛けられたのである。

爆発より数十分後。

警備隊の捜索により、施設内の捜索が行われた結果、犯人の「足跡」が発見された。
「こちら第2班。足跡を発見。・・・動物の足跡と思われますが、サイズが大きい・・・」
発見した警備兵は驚いた。

犬・・・であろうか、哺乳類の足跡と思われるが、サイズは人間並みである。
警備兵は、その足跡を凝視した。

ラーメン伝説第3部 4-3-1

「キュモスの悪夢」

ルノー戦車には、小型無線機が備え付けられていた。
今度の改修で取り付けられた装備の一つでもある。

「署から連絡です」
前田が連絡を行っていた。

「我が国の防空レーダー施設が何者かのテロにより破壊工作を受けた模様」

もちろん、日本には防空用のレーダーは完備していたはずである。
しかし、レーダー施設にテロ攻撃があり、犯人の飛行機が探知できなかったとのこと。

「犯人の仲間か・・・」
前田はそう予測した。そして、それは当っていたのである。

ラーメン伝説第3部 4-2-12

一方、現場への移動を続ける警部と島田。
「ん、あれは…」
二人の視線の前を避難者に紛れて調理師らしき男女が通過する。
警部には見覚えがあった…『柿ラーメン』の兄妹だ。
「警部、急ぎますよ?」
島田が立ち止まった警部に促す。
「ああ、わかっている」
警部はそう答えて再びペダルを漕ぎ出した。

ラーメン伝説第3部 4-2-11

「と言う事は中には誰も…」
「いませんよ?」
前田の言葉に素早く答える。
「しかしコレが無かったら即死でした」
店長はかぶっている甲羅を指差す。
その指差した先には金属片が刺さっていた。
「怪我はありませんか?」
恐る恐る村友は尋ねる。
「ええ、まったく」
二人は生きた心地がした。

ラーメン伝説第3部 4-2-10

「いやあ酷い目にあった」
村友達の背後で緊張感に欠ける声が聞こえた。
二人が振り向くとそこには亀の甲羅をかぶった人物が立っていた。
「コウラーメンの店長ですか?」
訝しげに村友は尋ねた。
「はい、今日は体調が悪くて病院に行ったのですが
単なる思い過しだったらしく、店を開けようと来たら目の前で吹き飛ばされまして」
店長の言葉に唖然とする二人。

ラーメン伝説第3部 4-2-9

けたたましくエンジン音を響かせ特車は両脇で家屋が燃え盛る道路を突っ切った。

『コウラーメン』は亀の甲羅をかぶった名物店長で知られているラーメン屋だ。
ここの特徴は亀を具材としたラーメンで大小様々な亀を使用している。

「遅かったか…」
激しく炎上するラーメン屋。
ガスコンロを始めに油脂類など危険物・可燃物を大量に扱う飲食店が火災に見舞われれば
その消火に必要な労力は多大なものである。