ラーメン伝説第3部 5-3-6

「よし、やれい!!原始人2よ!!」
ゴロキブロンの指示で、原始人2は石斧を持って襲いかかる。

「や、やめろっ!!」

「ウガアー!!グアアー!!」

石斧の一撃が笠井博士を襲った。

「ぐわあー!!警察を・・・ぐふっ」
笠井博士は無残にも倒れた。
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ラーメン伝説第3部 5-3-5

その、ゴロキブロンの後ろから現れた人物を見て、笠井博士は驚愕した。
皮のワンピースを身にまとい、髭だらけの屈強な姿。
そしてその手には、石斧・・・。

「お、お前は収容している原始人!?なぜここに・・・」

「ハハハ!!収容しているのはこいつの兄貴だ!!残念だったな」
高笑いするゴロキブロン。

「ぐっ、なんと・・・」
あとずさりする笠井博士。しかし・・・。

ラーメン伝説第3部 5-3-4

黒い、醜悪なコスチュームに身を包んだ長身の男で、手榴弾を使い爆破事件を次々に
発生させているのである。まさに凶悪な野郎なのであった。
趣味はウサギの飼育であると言う。

「キュモス大王の命令で、ここを爆破する!!」
両手には、パイナップル型手榴弾が握られていた。
「な、なぜだ!!」

ラーメン伝説第3部 5-3-3

その、人類史研究所であるが、火炎に包まれていた。

「た、助けてくれ!!」
研究所長の笠井・スーパーコーヒー博士が消火器を持って現場に赴いた。

しかし、そこには凶悪なテロ犯人がいたのである。

「き、貴様は指名手配の!!」

「そうだ!!俺は極悪レスラー・ゴロキブロンだ!!」
「ゴロキブロン!!」

笠井博士も知っていた。
国際手配されている悪党だ。

ラーメン伝説第3部 5-3-2

原始人・・・。

当初、キュモス一味により「ルイ16世」に仕立てられていたと言うその人物は
捕獲され、紆余曲折あってこの研究所に送られてきた。

警察の調査では、最初は原始人をまねた現代人であると考えていた可能性もあった
と言う。この場合では、この原始人がキュモスの部下の現代人であると言う説だ。

しかし、身体調査等からして骨格的に現代人と違う部分が見つかり、原始人である
ことが判明したということだ。

言語やなぜ今の時代まで生きていたのかについてはまったく不明である。
ただ、身体測定の結果などは、以前ラーメン調査隊に報告はしていた。

ラーメン伝説第3部 5-3-1

「人類史研究所」

人類の歴史は、数々の発見がある今日でもまだ、謎が多いのだ。

日本でも人類の研究を行うために有数の予算を投入し、施設を建設した。
それが、「人類史研究所」である。

千葉県の風景優れた山間部に造られた白亜の殿堂だ。

本来は文献や化石の調査、または類人猿等の研究がメインであった。

しかし、キュモス事件勃発以来、重要な研究物がこの研究所に送られていた。

ラーメン伝説第3部 5-2-6

「そうしてくれると助かる。
警備課だけでは火力が足りないと連絡を受けている」
警部も島田の意見を支持した。
村友は無言で前田の肩を掴み首を横に振った。
「わかりました、精一杯暴れて彼らの目を引き付けますのでその間に」
理詰めで説得され前田は折れた。
「よし!各自配置に着け」
警部の指示を受け調査隊は部屋を後にした。

ラーメン伝説第3部 5-2-5

「いえ、ここは私が行きましょう」
村友と前田を遮る様に島田が言う。
「しかし……」
前田は口篭った、敵中突破なら装甲のある特車の方が向いている。
だがあえて島田は志願した。
「特車はエンジン音と履帯で彼らに感付かれます。
囮ならともかく一味が対戦車火器の類を持ち込んだ場合、単機で行くのは危険です」
島田は前田を説得する。

ラーメン伝説第3部 5-2-4

「わかりました」
周囲では激しい銃声が続く。
「どうしました警部?」
警部の反応を見て三人は思わしくない連絡だった事は想像がついた。
「人類史研究所が襲撃された」
三人も対応に悩んだ。
人類史研究所にはキュモス関係者である自称「ルイ16世」こと原始人が居る。
「私と村友さんで特車は動かせますので特車で研究所へ行きます」
前田が意見を述べる。

ラーメン伝説第3部 5-2-3

 廊下では署員達が部署に戻っていく。
ここのところ物騒な事件が多かったせいかその行動は冷静だ。
「全員いるか?キュモス一味の総攻撃だ!」
三人とも装備を固めて警部が戻るのを待っていた。
警部も装備を着け部屋を出ようとした。
だが背後で電話が彼を呼ぶ。
「はい、ラーメン調査隊です」
内線電話は恐るべき事態を告げた。