ラーメン伝説第3部 5-18-18

警部は周囲に他の隊がいないか通信を試みていた。
島田も前田と一緒に機械を凝視している。
宇宙人は突然奇声を上げた。
その奇声は人の耳に突き刺さる感覚を起こす。
前田と島田はその場に蹲り、警部は倒れて銃を離してしまった。
格闘中の村友まで耳を押さえて床に伏せてしまった。
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ラーメン伝説第3部 5-18-17

だがそれが宇宙人にとって命取りになった。
作動するはずのソレは作動せず、四人は彼が立て篭もった場所に突入していた。
「逮捕だァ!」
村友は手錠を手に押さえかかるが相手の抵抗が激しく難航していた。
前田は宇宙人が操作していた機械を調べてみるが操作法がまったく解らない。
それを見てか宇宙人は色を作して暴れる。

ラーメン伝説第3部 5-18-16

「今だ!」
四人一斉に閃光音響弾を投げ込むと同時に目標へ向けて走り出した。
宇宙人は村友達にそれぞれきれいに投げ返す。
それぞれの足元に転がる投擲物。
しかし何も起きない。
何の事は無い、そもそも点火させないで投擲したのだ。

ラーメン伝説第3部 5-18-15

「警部、宇宙人は発煙筒の付近ですか?」
携帯通信機から村友の声が聞こえる。
「ああ、ヤツはそこから全く動こうとしない。
投擲物で何とかできる相手じゃない、閃光音響弾も投げ返された」

「引っ張り出すのは不可能となると……押し込むしかありませんね」
前田が珍しく強攻策を出す。

ラーメン伝説第3部 5-18-14

「ピギャアー!」
二人の射撃をまともに浴びて宇宙人は引き金を引きながら倒れた。
二条の光線は二人の背後の金属塊を爆発させた。
二人は彼が死亡した事を確認して警部達の居る方へ再び駆け出した。

一方、警部達は分の悪さを感じていた。
挟み撃ちにするにも相手は人の倍ある手足を駆使して光線銃を撃つので三人以上……できれば四人いなければ逮捕は疎か逃走を防げるかすら怪しい。

ラーメン伝説第3部 5-18-13

応援を呼ばれても面倒なので島田が発煙筒を投げ込む、だが相手はその場に留まり射撃してきた。
島田も応射したが光線銃相手に分が悪く物陰に隠れた。

警部と島田はその場で釘付けになっていた頃、村友と前田は煙の元へ向けて走る。
そこへ突然、宇宙人が目前に飛び出した。
彼は光線銃を複数構え銃口を村友と前田に指向する。
村友と前田は無我夢中で引き金を引いた。
オートマグは大砲が後座するかの如く機関部を後退させて薬莢を弾き出し
前田のウェブリー・マーズはそれより大きく後座し同じ長さの薬莢を蹴り出した。

ラーメン伝説第3部 5-18-12

倉庫らしき広い空間到着する。
様々な金属塊が置いてあり隠れるには都合が良さそうだ。
警部・島田と村友・前田の二手に別れ捜索を開始した。

警部達は怪しげな電子音が聞こえる事に気が付き音源へ近付く。
宇宙人が何やら外部と通信していた。
逮捕するにはもっと近付かなければならない。

ラーメン伝説第3部 5-18-11

船内では銃弾と光線が飛び交い爆発音と大きな振動が度々駆け巡る。
「ラーメン調査隊か?」
負傷した警備課員達が村友達に声を掛けた。
「この先に宇宙人が居る。だが光線銃を乱射されてご覧の有様だ、このままだと逃げられる。
こっちは負傷者の応急処置で手一杯だから行ってくれないか?」
「わかりました」
長井警部は二つ返事で了承した。

ラーメン伝説第3部 5-18-10

周囲では激しい爆発音が響き、巻き上げられた木片や土砂が降り注ぐ。
怒声とも喊声とも判らぬ声をあげ警官隊はUFOへ突進する。
宇宙人はその光景に怯えたのか炎上ているにも関わらず船内へ戻っていく。
村友もオートマグを手に中へ入り前田が背後を警戒しながら続く。
先行した警官に撃たれたのか散弾を浴びてすり身の出来損ないと化した宇宙人の遺体が転がっていた。

ラーメン伝説第3部 5-18-9

発煙筒を次々と投げ込む島田。
調査隊はUFOに一番近い場所に居たが下手に動けば光線銃の射線に飛び出る事になるので他隊とタイミングを合わせることにしていた。
調査隊は光線の類は塵で威力を減じる事と大黒のトンデモ本に書いてあった。
念のため前田にも聞いたが効果は期待できると言っていた。
「ラーメン調査隊、突入!」
警部の号令に合わせ一斉に4人は動き出した。