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ラーメン伝説第4部 2-1-4

2人は、楽しそうにタスマニアタイガーの肉を漬物樽に放り込んでいた。

太田垣は、茹でジャガイモ党と言う政党を造る資金のために入社したと言う。
森は、パチンコの金が欲しいと語っていた。

一方、大黒は現地組織や、傭兵組織の代表との会議を行っていた。
そこから、新たなる力を生み出すことも考えられていた。
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ラーメン伝説第4部 2-1-3

太田垣 寿雄と、森 日出川の両名である。
2名は戦闘行為には参加せず、食料調達・製造・輜重を司る。
ビートは彼らの仕事を見学した。
宮川の指示により、トラックの中で漬物を作っていた。
また、ご飯を乾燥させた干し米、現地ならではのドライフルーツもある。

ラーメン伝説第4部 2-1-2

大黒との約束により、携帯食の製造も始まった。
ベトナムでの戦火拡大により、大黒の部隊にはレーションの配給は無い
と言う事情もあった。

それは、大黒の日本国内での立ち位置も関係していた。

宮川の策により、溝田フードセンターより日本人社員2名が、正式な契約
で携帯食の製造をするためにやってきた。

ラーメン伝説第4部 2-1-1

「バグベーイ」

こうして、新たなる仲間も集い、ビートの新しい道は始まった。

店舗の製作も進み、開店も近い。
ビートは投げ味噌を使ったベトナム向けラーメンの開発を考えていた。
投げ味噌は、武器として開発されたが、食材にもなるだろう。

ラーメン伝説第4部 1-9-21

内地では有名なラーメン屋「ビート軒」の店主にこの言葉を吐かせたのだから相当なものだ。
「技量に問題はない、だがウチで働くには昨日よりもっと危険な目に遭うぞ?」
ビートは彼に確認を取る。
「危険なのは馴れているから平気だぜ」
ヒョットンザは二つ返事で了承した。

ラーメン伝説第4部 1-9-20

二人の目の前でヒョットンザは次々と料理を作っていく。
「速度は充分……あとは味だ」
ビートと宮川は彼の作った料理を食べていく。

「私の感想としては中々の腕前だと思いますよ?」
宮川はビートに言う。
「……原石だ、まだ伸び代がある」
ビートの言葉に宮川は驚いた。

ラーメン伝説第4部 1-9-19

「そうか……で、職を斡旋してくれと?」
ビートは彼を見据える。
「そうだよダンナ、色々と役に立つぜ?料理にも地理にも詳しいし」
「料理か……確かめさせてもらう」
大法螺だと思い彼をつれて溝田フードセンターへ向った。

「まあ……そう言う理由なら」
宮川は困り顔でビートの話を聞いた。

ラーメン伝説第4部 1-9-18

「オレはヒョットンザ。
あんた達が昨日暴れたお陰で店をクビになっちまった」
ビートは朧気な記憶を探る。
「ああ、大黒に食器を奪われた店員か……奪われたのが原因でクビになったのか?」
確かに彼は昨晩大黒に食器を奪われている。
「アンタらが置いてった金を持って店長が逃げちまったんだよ」
その言葉を聴いてビートは後悔した、金額を出しすぎたのだ。

ラーメン伝説第4部 1-9-17

「ああ、待ってくれ。そういう理由で引き止めたわけじゃない」
彼は両手を上げてビートを見る。
見た目は30代前半といったところか。

「そうだが……何の用だ?」
不機嫌そうな顔でビートは彼を見る。

ラーメン伝説第4部 1-9-16

翌日

 痛飲したせいか頭が痛いらしくビートは水を飲み外へ出た。
「おい、アンタ。昨日の客だろう?」
ビートに背後から声をかける男が居た。
まさか残党が報復に来たのかと振り返った。