ラーメン伝説第4部 2-5-4

「ロクに銃器も持ってない。金七先生の銃くらいだな」
大黒は鋭いことを言った。

「むう・・・」

金七先生の銃は、とりあえずバグベーイが持っている。

「しかたあるまい。バズーカ砲を渡そうか」
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ラーメン伝説第4部 2-5-3

大黒の部下は、宮川達以外にはもうじき到着するレンジャー部隊だけ。

「レンジャー部隊は、やはり転用できないな・・・」

大黒は力なく言った。

「我々だけでブラックオクトパスを倒すしかない」
ビートは強がった。

ラーメン伝説第4部 2-5-2

大黒は、当初ブラックオクトパスの存在を信じておらず、ただの
子供だましだと思っていた。
しかし、実際に信奉者である金七先生が攻めてきたのである。
考えを少し改める必要はあった。

しかし、地底軍総帥である、地底関白打倒も重要である。

ラーメン伝説第4部 2-5-1

「有名な始末」

金七先生襲撃事件の夜、関係者は宮川の部屋に集まった。

ビート、大黒、ファブール、バグベーイ等である。
バグベーイは結局退院することにした。
「オクトパスの居場所へ案内します」

ラーメン伝説第4部 2-4-8

「俺はお前を信じていた!!しかし……」
否定に対して反射的に動いているかのように金七先生はグリースガンをビートに向けて躊躇無く引き金を引いた。

だが響いた銃声はグリースガン特有の遅い連続したものではなく、素早い三点射だった。
「ぐふっ」
ゆっくりと崩れ落ちるように覆面の人物は膝を着いて斃れた。
「間に合った……」
脂汗塗れの大黒が拳銃を構えて立っていた。

ラーメン伝説第4部 2-4-7

「金七先生、落ち着いてください。
ブラックオクトパスに操られているんですよ!」
ビートは必死に説得を試みた。
「お前もブラックオクトパス様を馬鹿にするのか!許さん!!」
金七先生は完全に怒っているのか自身を縛るシーツを力任せに引き千切った。
側に居た宮川を突き飛ばし綺麗に前転しながら床に落ちたグリースガンを奪い返す。

ラーメン伝説第4部 2-4-6

「知り合いですか?」
宮川は金七先生と思わしき人物をシーツで縛り上げた。
「ハルキゲニアの天ぷらはおいしいぞ!
だから私はソレを教えてくれたブラックオクトパス様に忠誠を誓うようになったんだー!!」
縛られているのに興奮してビートに詰め寄る金七先生。

ラーメン伝説第4部 2-4-5

彼が銃を振るより先に慣性を持った二人の体重が襲う。
三人はそのまま床に叩きつけられた。
「ビート?!」
聞き覚えのある声で彼は驚いた。
「金七先生?なぜここに……」
ビートは動転した覆面のその人物は確かに金七先生の声だ。

ラーメン伝説第4部 2-4-4

足音は病室の前で止まる。

ビートと宮川は物陰から彼が入るのを息を呑んで待つ。

ドアを蹴り飛ばし彼が入って来た。
「今だ!」
ビートと宮川は彼に飛び掛る。

ラーメン伝説第4部 2-4-3

「最悪の場合、我々だけで迎え撃つ他ありませんね」
宮川は武器になりそうな物を探す。
ビートも手持ちの生麺チェーンを確認する。

階段のドアを乱暴に蹴り飛ばす音が響く。
ついに彼がやって来たのだ。