ラーメン伝説第4部 3-2-6

ビートが答えた。
「けが人の救護はできると思う。1人でも仲間が大切だ」
「そうだな」

聖なる山へは、車で2日くらいかかる。
その半分の工程を終えて、一同はキャンプすることにした。
食料製造班は、移動中も乾燥肉やドライフルーツを製造していたようだ。
それらが、ビート達に届けられた。

焚火を囲んで、一同無心に食べた。
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ラーメン伝説第4部 3-2-5

しかし、金七先生のように、ハルキゲニアを食べて洗脳させられた者が
巣食っている可能性がある。

間違いなく、厳しい戦いになると思われた。

アンリが言う。

「後続のトラックは食料製造班だ。戦力にはならないな」

ラーメン伝説第4部 3-2-4

ビートの移動式屋台が動き出した。
その後ろに、トラックが続く。

バグベーイの持っていたわずかな資料を元に、ブラックオクトパスが
本拠としている場所は、オクトパスが餌としている「ハルキゲニア」が
生息していると言う、「聖なる山」と言う所であるようだ。

ラーメン伝説第4部 3-2-3

「彼らが乗っている。軍機なので顔見せはできないが」
「ふむ・・・」
とりあえず、打ち合わせを行う。
大黒とレンジャー部隊は、地底関白打倒へ。
ビートらはトラックで食料を製造しながらブラックオクトパス打倒へ。

「お互い、幸運を祈る」
「相手の出方はわからないが、気をつけてな」

ラーメン伝説第4部 3-2-2

出発の日。
屋台と、食料製造班のトラックが集合した。
一同、整列する。
そこに、黒塗りの大型トラックが現れた。
そこから出てきたのは大黒である。
「レンジャー部隊が到着した」
大黒が黒いトラックを指差した。

ラーメン伝説第4部 3-2-1

「出発」

薬膳ラーメンの完成により、見事猿軽井症候群は防がれることが
間違い無く判明した。

そして、屋台の準備が完了したのである。

「おお!!」
皆の血と汗と涙の結晶。

これで、準備は完了した。

ラーメン伝説第4部 3-1-17

「程度によるが服薬と合わせて投げ味噌を長期間絶てば回復する」
その一言を聞いて二人は安堵した。

「あと常連客向けの薬膳ラーメンを至急開発しよう」
アンリが騒動のアフターケアに向けての提言をする。
「そうですね、今すぐに取り掛かりましょう」
ビートは滝のような脂汗をかきながら薬膳ラーメンの試作に取り組んだ。

ラーメン伝説第4部 3-1-16

そこには以下のように書かれていた。
『一分の投げ味噌において過剰に摂取すると猿人のようになる危険性が非常に高い』
ビートも大黒もその一文を見るなり顔が青くなっていく。
「治るのですか?」
大黒は恐る恐る尋ねた。

ラーメン伝説第4部 3-1-15

そこへ血相を変えてアンリがやって来た。
「ビート君、例のラーメンはもう作らないほうが良い」
彼は事典のような分厚い本を机に広げる。
「ここを見てくれ」
ビートは彼が指差す場所を見た。

ラーメン伝説第4部 3-1-14

「ビート、最近毛深くなったんじゃないか?」
大黒が差し入れを持って仕込み中のビートに話しかけた。
「確かにここ数日で急激に濃くなったような……」
ビート自身も何やら違和感を感じていたようだ。