ラーメン伝説第4部 3-7-4

「どうしましょうか」
宮川は受け取った代金と使用する食材を帳簿につけながら尋ねる。
「気付かない振りをしている可能性があるのでいつでも突撃できるように待機しますか」
バグベーイの提案を受けそれぞれ注意深く山形達を見張る。

ラーメン伝説第4部 3-7-3

「バカを言うな、俺にはラーメン屋としての矜持があるんだ。
そんな物を客に出せるか」
ビートはそう言って調理を始めた。

注文を受けた以上作るのがモットーだ。
食い逃げには容赦しないが故意に毒物を入れたことは無い。
(口に合わなくて憤慨された事ならいくらでもあるが)

ラーメン伝説第4部 3-7-2

「ビート君、どうだった?」
「間違いなく本人ですよ、それも門下生三人を連れています」
グルーチョ眼鏡をつけて変装したビートがファブールに答えた。
「毒物でも仕込みます?」
ヒョットンザが真顔で言う。

ラーメン伝説第4部 3-7-1

「言いがかり」

「とりあえず無視する訳にもいかないので確認しましょう」
宮川が提案しビートが表に出た。

「イラッシャイマセ、ゴチュウモンヲドウゾ」
片言でビートは話しかけた。
「コレとコレのセットを4人分だ」
男は立て札のメニューを指差してビートに頼んだ。

ラーメン伝説第4部 3-6-6

「かなりの強敵ですな、心してかからねば・・・」

そう語る一同であったが、突然、外からどこかで聞いたような声がした。

「おい!!メシを食わせろ!!」

その声は、山形に酷似していた。

「・・・ま、まさか・・・!!」
ビートの顔が険しくなった。